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東京電力の南相馬市民への説明会


昨日(5/26)、18:30から
南相馬市原町区において
東京電力から、”南相馬市原町地区にお住まいの皆さまへ”向けた
「第一原子力発電所事故に関するおわびについて」の説明会が開催されました。

東京電力からは4名の出席。
鼓 紀男 副社長
永名 修平 福島原子力補償相談室福島補償相談センター所長
後藤 福祉室長(※部署名聞き取れませんでした)
山田 第一原子力発電所広報
進行は、東京電力の今井 福島地域支援室。
(敬称略)

会場となった小学校の体育館には
床に直座りできない、立ったまま説明に耳をかたむける
1,500人(新聞掲載人数)が参加しました。
  

東京電力から準備された資料はA3版の
既に公表・周知されている内容のプリントが2枚。
参加市民の全員にいきわたらず
「必要な方がいらっしゃれば
 お帰りの際に社員へご連絡先をおっしゃっていただき
 お手元にお届けします」
と、参加人数の見込みですらも”想定の範囲外”であったと
了見の狭さを強調していただきます。

  

開会冒頭に
「南相馬市役所から、会場をPM9:00までお借りしていますが
 PM8:30閉会を目安としたいと思います。」旨の宣言をし
開会から30分ほどは
配られたプリントに沿っての説明と
補足にならない補足があり
その後、市民からの質疑に入ります。
  

(メモできた限りの質疑はこちらから)

南相馬市民:
 再臨界の可能性は。
東京電力:
 現段階では、ないに等しいと考える。

南相馬市民:
 重要な情報を小出しにして、前言を翻す指摘があるが。
東京電力:
 そういった事はないが、そのような印象があるのは、こちら側の責任。

南相馬市民:
 緊急時避難準備区域に設定された今でも
 この地域に留まっている人たちは、放射線がどれだけ怖いものであるか知らない。
 放射線の怖さにについての知識がない。
 紙媒体で放射線の怖さについての市民への案内をすべき。
東京電力:
 検討する。

南相馬市民:
 緊急時避難準備区域には、こども・高齢者・妊婦は立ち入らないように
 となっているが、健康に被害があるということか。
東京電力:
 現在の線量では、小さなお子さんでも健康的被害があるというわけではなく
 緊急時に即避難となれば、こども・高齢の方の避難に
 支障が出る可能性があるからと認識している。

南相馬市民:
 これからの暑くなる夏に向かって、窓を開けていいのか悪いのか
 布団を外に干していいのか、いけないのか。
東京電力:
 (個人的な解釈であるが、としたうえで)
 普通一般の通常の生活を送っていただいて、問題ないと考えている。
 国の基準値内の数値であれば大丈夫と考える。
(窓を開けることに関しては返答なし。普通一般の生活とは、についても言及なし)

南相馬市民:
 緊急時避難と言われても、職を奪われ生活資金もなく
 避難先を探すことが難しい。
 東京電力で提供してくれるのか。
東京電力:
 行政が準備すべきことで、東電が言うべきではないと考える。
 広野町も緊急時避難準備区域指定で、全町避難に等しいが
 念には念を入れた対応と解釈している。

南相馬市民:
 緊急時避難準備区域の、「緊急時」とは。
東京電力:
 ウラン燃料が核分裂し、放射能が外部に大きく漏れだした時。
 原子炉の冷温安定を見込む7月中までは懸念される。

南相馬市民:
 東京電力で測定した放射線量の公表と
 住民への体内被曝量の測定を。
東京電力:
 モニタリング値を、早く公表する取組みをしております。
 ホールボディカウンタの台数が少なく
 現場作業員の測定し使用しています。
 今後、検討はします。

南相馬市民:
 精神的苦痛への賠償は、どうお考えか?
東京電力:
 紛争審査会の決定を待つ。

南相馬市民:
 放射線管理区域の指定や
 年間積算量が20mSvを超える地域への賠償は。
東京電力:
 区域指定に東京電力は権限がなく、国の指定を待つ。

南相馬市民:
 この先、何年か後、十数年後に癌などの病気になったら
 東京電力で面倒を見てもらえるのか。
東京電力:
 健康被害への調査は継続する。
 明らかに被曝が原因と特定されれば、公平・公正に責任を負う。

南相馬市民:
 南相馬市内で生活していても、住民票を異動しておらず
 仮払補償金の申請すら受付けてもらえない。
 仕事もなく、収入も途絶え、生活できない。
東京電力:
 仮払いは、住民票の提出ができる方を前提としている。
 該当されない方については、紛争審査会の決定を待つ。

南相馬市民:
 東京電力の資金だけでは、賠償総額に全く満たないが。
 放射線被害地も税金納入しているが、国が負担するのか。
東京電力:
 補償については、国と協議していく。
 国からの東京電力の借金とし、何年かかるとも返済する。

市民からは、放射線に関する質問や
原発収束への質問が多く寄せられました。
”賠償”に関する質問については
東京電力担当者は、”補償”と言い換えて返答しました。
”補償”とは、損失や欠けているものを補うためのものです。
被害を蒙ったことに対する”賠償”とは違います。

後藤 福祉室長は質疑応答の中で
現在は福島市内にいるが、4年前までは浜通りにおり
野馬追に参加したこともあり
とても貴重な体験となっています。
ふるさとを想い、原町へ戻りたいとの皆さんの気持ちを強く理解し
一刻も早い原発の収束に努めたい。
と述べました。

現在、第一原発では2,600名の作業員の方が従事していることにも触れ
現場の作業員の方は使命感を持って収束にあたっております。
とも紹介しました。

いま、原発で作業にあたっていらっしゃる方の
ほとんどが、相双で生まれ育った、相双をふるさととする方々です。

その他、昨日(5/26)現在の炉心の温度は
100℃~110℃となっており、100℃以下となるよう努めている
と具体的な数値をあげての説明もあり
市民の質問に答えて、この説明会の議事録を録っているとのことでした。

まだまだ質問の手が上がっていましたが
時計が20:30を回ると、進行の社員が
「予定の時間となりましたので、閉会とさせていただきます
 まだ質問のある方は、明日以降別会場で開催しますので
 お顔をお出し下さい。」
と、いったような案内をして終了となりました。

その後も、東京電力社員を取り囲み
話を聞く市民もいました。

帰り際、東京電力社員の方へ
「議事録を録られているとの事ですが
 最低、サイト上で閲覧は可能ですね」
と、尋ねたところ
「議事録を公開する予定はない」
との返答でした。

具体的な数値をあげ
緊急時避難地域のこどもや高齢者についての
言及もあったことを指摘し
「この先、何かあった場合は、お得意の言った言わないですか?
 今回だけでなく、議事録読めるようにして下さい。」
と、お願いしたところ
相双地域の責任者であるとの社員に引継いでもらい
議事録を届けていただけることになりました。

名刺をお渡しし、先様の名刺をいただこうとしましたが
赴任まもなく、まだ名刺が出来上がっていないとのことでした。



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コメント & トラックバック

  1. SUE より:

    詳しい内容ありがとうございます。

    紹介させてください。

  2. ゆっ太郎 より:

    半杭正幸 さん
    > 東電の言う事は私が想像してた通りでした。誠意等は全く有りませんし

    「誠意」の意味を取り違えて覚えてしまった方々か
    そもそも、この言葉を知らない方々
    なんだと思います。

    ゆうこ さん
    > どの段階で緊急時避難区域が解除になるとか
    > 漁師や農家の皆さんの保障とかの説明かなと思ってたのでがっかりもしました。

    説明会のあった日付現在で決定済のことについての案内だけで
    それ以外に質問が及ぶと、「紛争審査会の決定待ち」の一点張りです。

  3. ゆうこ より:

    東電の説明会に行けそうになかったので、何の説明会なんだろうと気になっていたんですが、この記事を読ませていただき大変助かりました。ありがとうございます!
    質疑応答がメインだったのですね。どの段階で緊急時避難区域が解除になるとか、漁師や農家の皆さんの保障とかの説明かなと思ってたのでがっかりもしました。

  4. 半杭正幸 より:

    東電の言う事は私が想像してた通りでした。誠意等は全く有りませんし、野馬追いを持ち出すなどは意味が有りません。今後は、恐らく法廷の場での争いになるでしょうが、絶対に妥協してはなりません。東電の関連会社は約270社程度有り資産も多いのです。社員も優遇されてますが、双相地区にも社員がいると言うのは本当ですか。恐らく下請けの下請けの更に又下請け(七次まで有ると言う)企業でしょう。コストキラーがいて、能率主義とか成果主義が巾を利かせ、安全対策を怠ったのが事故の最大原因です。仮払金は本当に振り込まれていますか?。嘘で固められた企業の社員には法廷闘争しか有りません。

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