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2021/01/12
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相双は、東の太平洋から、西の阿武隈の山脈を望む
海と山と川の自然と、豊かな恵みに育まれた地域です。
阿武隈高地の山懐に抱かれた川内村は
東京電力原子力発電所からの30km圏内に村全体が含まれ
東京電力原子力発電所災害により
一部が警戒区域とされ立入制限が敷かれ
全村避難を余儀なく続けさせられています。
このような状況の中にも
川内に残り仕事を続け、村民全員で戻れる日まで村を守ろうとしている
方々がいらっしゃいます。
家族を他県や、避難所へ避難させ、避難所と村を行き来しながら
村に残った方々のコミュニティを存続させるため
一時帰宅される村民の方々の拠所として
蕎麦酒房 天山を6月に営業再開された
店主、井出 茂さんも、そのおひとりです。
100年を経た古民家を移築し
川内村で栽培した、福島県オリジナルそば品種「会津のかおり」を
丁寧に石臼で挽いた、川内村産100%の蕎麦「高原の輝き」を使用した
本格十割手打蕎麦を提供してくれるお店です。
お店の名前の由来となった「天山」は
蛙の詩人、草野 心平 先生と川内村の方々との心の交流に由来します。
国の天然記念物であるモリアオガエルの生息地「平伏沼」(へぶすぬま)。
川内村を訪れる先生と、村民の方々の親交は深まり
先生は蔵書を村に寄贈され、村民が一木一草を持ち寄り文庫が建てられました。
その文庫は、中央アジアを越えて、東洋と西洋を結ぶ「シルクロード」にそびえる天山山脈になぞらえ
みちのくと中央の交流、人と人との出会いを大切にしたいという熱意を込めて
草野 心平 先生が『天山文庫』と命名されました。
天山文庫の前庭で
例年7月第2日曜に開催されていた『天山祭』。
川内村を離れ避難されている方々が
村外遠方からお越しになられる方々が
草野 心平 先生を偲び、伝統芸能を披露し、酒を酌み
今年は7/23に会場を「いわなの郷」に換え開催されました。
7月下旬、蕎麦酒房 天山の井出さんから
暑中見舞いの葉書をいただきました。
天山祭のポストカードに
草野 心平 先生のカエルの詩
『ごびらっふの獨白』
(画像クリックで拡大表示します)
”頑張ってるね。見てるよ。応援しています。”
草野 心平 先生が愛した自然豊かな川内村と
先生が愛した川内村の方々の心は、今も受継がれています。
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◆蕎麦酒房 天山
福島県双葉郡川内村大字上川内字町分211
(地図はこちらから)
営業時間:11:30~13:30
TEL:0240-38-2033
FAX:0240-38-3121
web:福島県川内村 蕎麦酒房 天山
URL:http://www.kawauchi-tenzan.com/
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