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2021/03/11
南相馬市の鹿島区を歩いてみると
民家の間や、田んぼ、畑の中に
こんもりと土が盛られ、草や木が茂っているところが
あちこちに点在しているのをご存知でしょうか。
鹿島区内のまちなかを歩いてみると
次から次に目に入る、この土盛り……
古墳なんです。
===南相馬市教育委員会文化財課 国指定史跡 真野古墳群マップより===
真野古墳群は、南相馬市の北に位置する属島区(旧 鹿島町)に分布しています。
本古墳群は、真野川の西岸に広がる比較的平坦な低丘陵上に営まれており、
A地区とB地区の 2つの地区に分布しています。
真野古墳群は前方後円墳や円墳からなる群集墳であり、
時期は古墳時代後期(5世紀~6世紀中頃)にあたると考えられています。
これまでの調査により、全国でも数点しか出土していない
金銅製双魚袋金具(こんごうせいそうぎょたいかなぐ)が
出土している古墳群として、学術的に価値のある遺跡であることが知られています。
現在、真野古頃群はA地区とB地区を合わせて、
約120基の古墳があることが確認されています。
その内、比較的状態の良い古墳については、国の史跡となつており、
A地区で26基、B地区で14基が指定されています。
===南相馬市教育委員会文化財課 国指定史跡 真野古墳群マップより===
真野古墳群は大きくA地区、B地区に区分され
全長25m前後の比較的小型の前方後円墳(A地区20号墳)をはじめ
直径10~20mほどの円墳が集まり
A・B両地区を合わせ40基ほどが国の史跡に指定されています。
南相馬市教育委員会 文化財課で発行されている
「国指定史跡 真野古墳群マップ」を片手に
万葉の里鹿島散策、いかがでしょうか
真野古墳群を見学される方へ
・真野古墳群には、駐車場等の施設がこざいませんので、お越しの際には、公共機関の移動手段ご利用をお願いします。
・真野古墳群は、民有地の中にある古墳があります。見学する際には、地権者の方に断って見学なさるようにお願いします。
[南相馬市教育委員会 文化財課]
・真野古墳群マップ(pdf:596KB)