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2023/02/02
小泉八坂神社では、毎年7月第3土曜日に疫病退散を祈願するために夜通し社寺に籠る
を執り行っています。
今年は7月18日(土)に斎行されることを知り、お夜籠り祭礼および神社を取材させていただきました。
小泉八坂神社は、第五代相馬藩主の相馬昌胤公の時代に、相馬中村城の鬼門を護り悪魔を祓う
「牛頭天王社(ごずてんのう)」として祀られていた歴史がある神社です。
その後、時代の流れとともに名称を「八坂神社」と改めましたが、牛頭天王社の頃の親しみを込めて今でも
小泉八坂神社では”お夜籠り”の際、一の鳥居に茅の輪を設置しています。
参拝に行く前に、写真の順番に従って輪をくぐって無病息災を祈願してきました。
最初に少し触れたとおり、八坂神社では牛頭天王様を祀っており、小泉八坂神社においても眷属の牛が守っています。
参拝に来られる地元の方々は、必ずこの牛の像の頭や身体を撫でていました。
ご年配の方に理由を尋ねると
と話されていました。
地元に親しまれている神社なのだなと感じました。
手水舎では、新型コロナウイルス感染防止のため柄杓を使わず手杓で行うようになっていました。
気になったのはその外観。
竹筒から静かに流れ落ちる清水、所々に添えられた綺麗な紫陽花や榊。
とても風情があって華やかな印象がありました。
奥に乗っている牛も可愛らしいですね。
お天王はんで親しまれている牛頭天王は、キュウリが好物といわれています。
そのため、お夜籠りの際にはキュウリを持っていき、お供えするのが古くからの習わしとされています。
キュウリをお供えすると、写真奥に写っている紅白玉串を一本いただけます。
小泉八坂神社ではキュウリにまつわる習わしがあることから、キュウリの形をしたお守りを頒布しています。
今年は、現在も終息の目途がたたない新型コロナ災禍を受けて、キュウリのお守りにくわえて
手作りの「疫病退散の茅の輪守り」も頒布されました。
茅の輪守りは、限定20個の頒布のみ。なんとか私も手に入れることができました。神棚にお供えします。
参道までの階段には灯篭が設けてありました。
灯篭には最近よく目にするシルエットが…そう、アマビエです。
疫病に効果があるといわれ一気に有名となった妖怪ですね。
当神社のご祭神である牛頭天王とアマビエの力で、より強いご利益がありそうです…!!
灯篭がない普段の参道はこのような感じです。
両方ともに素敵な雰囲気です。
小泉八坂神社は社務所がある神社ですので、御朱印も受け付けています。
また、お夜籠りの際には限定の御朱印をお願いすることができます。
私も御朱印を集めているので、お願いしてきました。
「限定」っていうとなんだかすごく感じる人間です。
でも本当にいつも以上にご利益をいただける感じがしますよ…!!
通常の御朱印はどんなものなのか見たことがないので、そちらも気になります。
御朱印巡りをされている方など、ぜひ参拝後に社務所へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
以上、相馬市小泉八坂神社のお夜籠り祭礼の様子をお届けしました!
また後日、参拝させていただきたいと思います。
はやく新型コロナウイルスの流行が終息しますように。
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相馬市 小泉鎮座・八坂神社
住所:相馬市小泉字屋敷前354
電話(社務所):0244-35-3802
~参考サイト~
相馬市観光協会-小泉八坂神社
URL:https://soma-kanko.jp/trip/%e5%85%ab%e5%9d%82%e7%a5%9e%e7%a4%be/
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