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相双地域復興支援

【双葉町】双葉アートディストリクト~双葉駅~


 
 
 
双葉駅にやってまいりました。
今回ご紹介するのは、アートを起爆剤に被災地の復興を目指そうという想いのもと、
双葉町出身で飲食店経営者の髙崎さんと、アート事業を展開する「株式会社OVER ALLs」が手がけるプロジェクト『FUTABA Art District』です。
 
(株)OVER ALLsの代表・赤澤さんが偶然訪れた東京都世田谷区太子堂の飲食店「JOE’SMAN2号」。
その店主である高崎さんが、東日本大震災以前に地元の福島県双葉町で「JOE’SMAN」を経営していたことを知ったそうです。
 
赤澤さんはかねてより「日本でも、“ART DISTRICT”を実現させたい!」という想いを掲げており、髙崎さんもオランダにてアートで再生した造船場を目にしたことがあるから、
「双葉町も、アートで再生させたい!」と考えるようになったそう。
 
 

『Art District(アート・ディストリクト)』とは…

 
工場地帯や倉庫街のエリアを、アーティストに貸し出すことで、フォトジェニックなスポットに変化させ観光客の往来数が増えるなど、街の価値が上がった海外(ロサンゼルス)ケースが有名です。
 
 
二人に共通の想いがあることと、原発事故の影響で帰還困難区域に指定されていた双葉町が、徐々に避難指示が解除されていることも相まってプロジェクト始動を決意。
どのようにしていくか株式会社OVER ALLsで企画したうえで、
地元の方を巻き込みながら、双葉町をアートだらけにする取り組みが始まりました。
 
 
 
第0弾は『Graph Balcony ~FUKUSHIMA~
株式会社OVER ALLsが運営している絵画販売店「OVER ALLs STORE」の外壁に取締役副社長で画家の山本さんが落書きしたメッセージアート『Graph Balcony』。
「ロミオとジュリエット」をモチーフに、コロナ禍のソーシャルディスタンスを描いた作品で、未だ収束の糸口が見えない中、アートで希望のメッセージを発信したものとなっています。
 
この作品をもとに『Graph Balcony ~FUKUSHIMA~』と題した作品が双葉アートディストリクト第0弾として双葉駅前のコンクリート壁に描かれました。
 
ジュリエット(左上)の手前にある手摺りは放射線量のグラフとなっており、数値があともう少し下がれば、ロミオ(右下)と手を繋ぐことができる。対するロミオは除染作業の防護服を着ていて、マスクを外しジュリエットに向けて手を伸ばす。もう少しで彼女と手を繋ぐことができる。。。
彼らは「アートは未来のメッセージへの語り部」だといいます。
「想い」を絵に込め、見た人が思い思いに「感じる」ことができる。共鳴した人々が、やがて町に集まってくる。
そんな未来を目指していくための、最初の一歩目としての作品となっています。
 
参考:双葉アートディストリクト Vol.0『Glaph Balcony ~FUKUSHIMA~』
URL:http://www.overalls.jp/cn1/futaba-01.html
 
 
双葉アートディストリクト_双葉駅1
 
 
第1弾は『HERE WE GO
双葉駅のすぐ目の前。このプロジェクトを始めるキッカケにもなった高崎さんの経営していた「キッチンたかさき」と「JOE’SMAN」の跡地にあります。
HERE WE GOの「HERE」は「ここ」という意味。
「ここ」には、かつて町の人々に愛されたお店が確かに存在していた。そして、「ここ」から、新たなスタートを切る。という想いが込められているそうです。
 
参考:双葉アートディストリクト Vol.1『HERE WE GO』
URL:http://www.overalls.jp/cn1/futaba-02.html
 
 
双葉アートディストリクト_双葉駅2
 
 
第2弾は『ファーストペンギン
第1弾の壁画のすぐ横。震災前に双葉町で人気のファーストフード店「ペンギン」を経営していた名物ママの吉田さんがモデルになった壁画があります。
アイスクリームやハンバーガー、ドーナツなど様々な商品を提供していた吉田さん。壁画は、ドーナツの穴から未来を見つめているところをイメージしているとのことです。
2020年10月1日から、産業交流センター内に「ペンギン」が復活しています。気になる方はぜひ。
 
参考:双葉アートディストリクト Vol.2『ファーストペンギン』
URL:http://www.overalls.jp/cn1/futaba-03.html
 
 
双葉アートディストリクト_双葉駅3
 
 
第3弾は『FUTABA
第0~2弾の壁画付近にあった元ブティック店に描かれていました。
この建物のオーナー、横山さんには当時2歳のお子さんがおり、そんな息子さんも今ではもう12歳に。
 
大きな2面の壁面を使い、その息子さんが双葉町で暮らしていた2歳の頃の姿と、12歳になった現在の姿を描くことによって、過去と未来を表現されているそうです。
本来、地域全体で育まれるはずだった10年間はこの地になかったが、それでも子どもたちは成長し、未来へ進んでいる。という想いとともに。
 
参考:双葉アートディストリクト Vol.3『FUTABA』
URL:http://www.overalls.jp/cn1/futaba-043.html
 
 
双葉アートディストリクト_双葉駅4
 
 
第4弾は『BACK TO THE FUTABA
第3弾と同じブティック店に描かれており、前回の壁画に上描きをしていくかたちでの作品となっています。
当時2歳だった男の子の10年の成長。そこにアートを重ねて更なる時の変化を表現したそうです。
 
物語は父の運転する車で10年ぶりの双葉町に少年が訪れるという内容。
車を運転する父が指さす先には、現在の新しい双葉駅。(震災後改修工事で外観が変わっています。)
 
そして中央には、第3弾で描いた少年にアートを重ね、父の指さす方向を見ている少年の目元がバックミラーに映っているという演出を施しています。
彼と一緒にバックミラーに映る景色は、10年前の双葉町。細かいところまで表現が凝っています。
車のバックミラーに映る「過去」と、フロントガラスに映る「現在」を同時に描写することで、時の変化を表現しています。
 
参考:双葉アートディストリクト Vol.4『BACK TO THE FUTABA』
URL:http://www.overalls.jp/cn1/futaba-04.html 
 
 
双葉アートディストリクト_双葉駅5
 
 
第5弾は『HERE WE ARE~ヨイショ!~
今回はいつもの双葉駅ではなく、東日本大震災・原子力災害伝承館すぐ近くの壁面に制作されました。
40m級の巨大な壁作品は、プロジェクト始まって以来の最大規模です。
 
綱を引く手は、本プロジェクトで作品制作に協力いただいている双葉町出身の方々の手をモデルにしているそうです。
人々がここに居た証」を描きたいという今回のアート一番のこだわりとのこと。
 
また今回の作品名である『HERE WE ARE』という言葉。
 
第1弾では、存在証明、未来への強い意志、「HERE(ここ)」からまた、共に始める。
という思いをこめて、『HERE WE GO』と名付けていました。
第5弾では、今後取り壊されてなくなってしまうかもしれないけれど、それでも自分たちはここに居るんだという意志を繋げていく。そんな思いを込めて『HERE WE ARE』と名付けたそうです。
 
参考:双葉アートディストリクト Vol.5『HERE WE ARE~ヨイショ!~』
URL:http://www.overalls.jp/cn1/futaba-05.html
 
 
双葉アートディストリクト_東日本大震災・原子力災害伝承館
 
 
壁画のコンセプトを知ったうえでもう一度、第3弾と第4弾の作品を見比べると、なにか感じるものがあります。
 
双葉アートディストリクトでは、その作品一つ一つにそれぞれの双葉町の記憶が刻み込まれているということを知ることができました。
これを企画し実行する株式会社OVER ALLsの方々に対して、とても素敵な企画だと思いました。
 
かつての、そして新たな双葉町の未来を見据えて、これからも相双を盛り上げていっていただきたいです。
 
 
双葉アートディストリクト_双葉駅6
 
 
双葉アートディストリクトは、随時作品の制作をされています。
ぜひチェックしてみてください。
 
株式会社OVER ALLs -「WORK – パブリックアート」
http://www.overalls.jp/cn1/public%20art.html
 
 
—————————————————————————————————–
◇企画◇
株式会社OVER ALLs
 住所:〒154-0017 東京都世田谷区世田谷4丁目16-13【本社/スタジオ】
    〒153-0064 東京都目黒区下目黒5丁目2-17【OVER ALLsストア】
 電話:03-6304-7212(営業時間 10:30~19:00)
 WEB :http://www.overalls.jp/index.html
 
◇周辺施設等◇
双葉駅
 住所:〒979-1471 福島県双葉郡双葉町長塚町西(地図
 
東日本大震災・原子力災害伝承館
 住所:https://goo.gl/maps/raeNEaQFd8DCdgbW8
 電話:0240-23-4402
 WEB :https://www.fipo.or.jp/lore/
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