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2022/05/11
(2022年4月18日 取材時点)
相双の桜2022、相馬市「馬陵公園(中村城跡)」を紹介いたします。
かつてこの地にあったとされる「中村城」は、別名「馬陵(ばりょう)城」とも呼ばれます。
慶長16年(1611年)に相馬利胤(としたね)が築城して小高城から移り、明治初年に廃されるまでの260年間、相馬氏歴代の居城として藩政の中心となりました。
郭や濠、溜池、土塁、空濠など、築城当時の姿をよく残していることから現在は県の史跡に指定されています。
2021年2月に発生した地震により、野馬追の際に出入りする大手門や馬陵公園および相馬中村神社と相馬神社の灯籠が一部破損してしまっています。、
修繕工事をしていましたが、そのさなか2022年3月に発生した地震でも被害を受け、更なる修繕が必要になってしまいました。
安全確保のため、その周辺への立ち入りは制限されていますが、7月に予定している相馬野馬追までにはなんとか修繕できることを祈っています。
そんな中村城跡一帯には、数百本の桜が植栽されており、一斉に咲き乱れる姿は圧巻です。
城跡を囲む堀沿いの桜が見事で、福島県を代表する桜の名所の一つとして毎年多くの見物客で賑わいます。
出陣式の折、騎馬武者たちがこの大きな鳥居をくぐっていく模様もまた、多くの見物客の注目の場面です。
その鳥居に連なるように桜並木が続いています。
歴史ある公園とともに桜を楽しむことができる「馬陵公園」。
相馬市を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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馬陵公園(中村城跡)
住所:〒976-0042 福島県相馬市中村北町(地図)
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