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浪江町にて、新たにアートプロジェクトが始まったという情報を耳にし、さっそく見に行ってみました!
見つけた場所は、浪江町にあるあぶくま信用金庫 浪江支店。
東日本大震災以降、営業をしていないままとなっていた建物ですが、この建物の側面の壁にアート作品が展示されていました。
一般社団法人NoMAラボが主催する「なみえアートプロジェクト『なみえの記憶・なみえの未来』」は、東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の被害を受け、復興に向けたまちづくりを推進する福島県浪江町(以下、「浪江町」)にて、屋外アートを町じゅうに展示することで、住民の方々が残したい町の記憶を紡ぎ、今後実現したい町の姿を共有することを目指すものです。
第一弾のテーマは、残したい「なみえの記憶」と、実現したい「なみえの未来」について、住民の方々に話し合って決定しました。
アートの制作は、『異彩を、放て。』をミッションに、知的障がいのある作家が描いたアート作品を社会に送り出し、福祉を起点に新たな文化を創り出している株式会社ヘラルボニーのアーティストに制作していただくことで、浪江町を誰もが自分らしく、異彩を放てる町にしたいという想いが込められています。
さて、それでは作品を見てみましょう。
展示作品は2作品。
どちらもお互い別々の方が制作されています。
なみえの記憶
・テーマ :「十日市(とおかいち)」
・アーティスト:日吉雅治 さん(アトリエやっほぅ!!)
明治6年、出羽神社(現・浪江神社)の例大祭に始まり、旧暦10月10日を中日(なかび)として3日間、収穫を終えた人々が豊年を祝い、冬に向けて生活用品をそろえるために開いたものです。
十日市の中心だった新町通りには多くの露店が立ち並び、身動きが取れないほどの人で賑わっていたそうです。
しかも昭和の時代にはサーカスまでやってきたほどの地域の一大イベントだったそうで、町の皆さんの記憶に鮮明に残っている楽しい思い出をアートにしたそうです。
なみえの未来
・テーマ :「水素でくるなみえ」
・アーティスト:青木玲子 さん(unico)
浪江町で、水素をはじめとする再生可能エネルギーによって創りたいのは、無機質で機械的な町ではなく、自然豊かで多くの子供たちが楽しく遊んでいる町。
新しいエネルギーによって、古き良き浪江町と楽しい暮らしを取り戻す。
そんな町の皆さんの願いをアートにしたそうです。
(参考:住友商事株式会社 -『「なみえアートプロジェクト『なみえの記憶・なみえの未来』」に参加しました』<外部リンク>)
町に対する思いや町の思い出をアートの形で表現した浪江町アートプロジェクト。
第2弾がすでに浪江駅前に展示されているという話ですので、浪江町に訪れた際には、ぜひご覧ください。
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◇浪江アートプロジェクト 第一弾
あぶくま信用金庫 浪江支店
住所:〒979-1521 福島県双葉郡浪江町権現堂新町33(地図)
◇主催
一般社団法人NoMAラボ
住所:〒975-0023 福島県南相馬市原町区泉字前向15(地図)
WEB :https://noma-lab.jp/
◇制作
株式会社ヘラルボニー
住所:〒020-0026 岩手県盛岡市開運橋通2-38 4F HERALBONY @HOMEDELUXビル(地図)
WEB :https://www.heralbony.jp/
◇協賛
株式会社伊達重機、住友商事株式会社、ブラザー工業株式会社
◇協力
平成建設株式会社
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