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(2022/06.17 取材時点)
川内村の『平伏沼(へぶすぬま)』にやってまいりました。
今回の目的は、川内村で有名な動物、モリアオガエルの卵塊の写真を撮ることです。
平伏沼は川内村の役場よりさらに先へ進んだ道から山に入っていくような道から向かいます。
しばらく進むとカエルの石像がお出迎えしてくれますので、そこから山へと登っていきます。
去年の記事もぜひご覧ください。
相双ゆたどさ「【川内村】モリアオガエルの鳴き声響く – 平伏沼」
URL:https://yumesoso.jp/yutadosa/archives/22100.html
平伏沼は、県内有数のモリアオガエル群生地とされており、毎年観測のために各地から人々がやってきます。
夏に近づくにつれて深い緑が雄大になっていく自然豊かな川内村おすすめスポットの一つです。
入り口には木の棒が。
これを持っていくと足場が悪いところでもだいぶ役に立つと思います!
180mほど進んだ先に平伏沼が見えてきます。
緑が深く、水面に反射する描写も素敵です!
モリアオガエルの産卵時期は一般的に5月下旬~6月初旬が最盛期となっていて、その後は6月いっぱいまで繁殖池の周辺で存在を感じることができます。
ここ平伏沼では6月~7月が産卵時期となっているとのことです。
なぜ存在を感じるという表現にしたかというと、私自身、生のモリアオガエルの姿を一度も見たことがないからです。
鳴き声は辺りで聴くことができますが、基本的にモリアオガエルは日中、葉の裏にいたりすることが多く、見つけることが非常に難しいのです。
さて、モリアオガエルがなぜここまで注目されるのか。
それは産卵方法が珍しいとされているからです。
モリアオガエルは、産卵の時期になると木の枝や葉に大きな泡状の卵塊を作ります。
泡状の卵塊の中にはたくさんの卵があり、木の枝や葉から垂れ下がるようにできた卵塊の中で少しずつ孵化したモリアオガエルの赤ちゃんたちは、やがて卵塊から木の下に広がる平伏沼の水面へと落ちていきます。
そうして水中へと落ちたモリアオガエルの赤ちゃんたちは数か月の歳月を経て成長していき、大人になってまた産卵の時期にこの平伏沼に戻ってくるのです。
珍しい生態から生命の神秘を感じることができる場所です。
今回取材した平伏沼は小高い山を上っていったところにあるため、自動車で向かうことをオススメします。
その際、対向車とすれ違うこと難しいほど車幅が狭くなる場所が多々ありますので、ところどころに設けられている待避所をご利用ください。
生い茂る木々で見通しも良くないため、上る方も下る方もお互い注意しながら走行してくださいね。
タイミングが合えば卵塊からオタマジャクシが水中に落下する瞬間を見ることができる…そしてモリアオガエルご本人にもお会いすることができる…去年も今年もそれはまだ叶っていないので、来年こそは!と期待しています。
平伏沼のモリアオガエル産卵期は6月~7月ころとなっています。
川内村を訪れた際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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平伏沼
住所:〒979-1201 福島県双葉郡川内村上川内(地図)
川内村役場
住所:〒979-1201 福島県双葉郡川内村上川内早渡11-24(地図)
電話:0240-38-2111
WEB :http://www.kawauchimura.jp/
川内村観光協会
住所:〒979-1201 福島県双葉郡川内村上川内早渡11-24(川内村役場内)
電話:0240-38-2346
メール:info@kawauchimura.com
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