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2020/07/30
2022/12/28
2023/03/22
楢葉町に鎮座する「宝鏡寺」にやってまいりました。
東日本大震災の記憶を語り継ぐ「東北お遍路プロジェクト」のスポットにもなっている寺院です。
寺院へと続く石段が立派です。雰囲気もあって個人的に好きです。
石段を登りきると本堂が見えてきました。
600年の歴史を紡ぐ宝鏡寺の境内には、趣とどこか落ち着く雰囲気を感じます。
宝鏡寺には楢葉町の指定文化財「木造阿弥陀如来立像」があります。
そして本堂のすぐそばには、福島第一原発事故の惨禍と教訓を在野の目線で伝える資料館「伝言館」があります。
戦後の浜通りで、原発の誘致・建設、変わる地域を見つめてきた故早川住職。
彼が2020年に私費によって建てたもので、半世紀にわたって福島第一原子力発電所問題に向き合ってきた資料の他、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニなどの資料が多数保存展示されています。
また、伝言館前にある庭には「原発悔恨・伝言の碑」や東京都の上野東照宮で核廃絶を願い灯(とも)されている「広島・長崎の火」を継承・移設した「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマの火」などがあります。
東日本大震災で住民の方々が受けた被害は様々です。
このほかにもたくさんありますが、この寺院にある伝言館ではとくに原発問題へと焦点を当てているようです。
震災から12年。
故早川住職が伝言館を通じて私たちに伝えたかったことを私たち一人ひとり、今一度考えていきたいところです。
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宝鏡寺
住所:〒979-0605 福島県双葉郡楢葉町大谷寺下91(地図)
東北お遍路プロジェクト
WEB:https://touhoku-ohenro.jp/
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