相双ビューロー SOSO BUREAUです。このメッセージが表示されている場合、お使いのブラウザがCSSに対応していない可能性があります。
2022/05/11
2022/04/12
2020/07/30
2019/11/01
2022/05/11
東京電力原子力発電所の災害により
市の全域で今年の米の作付けを禁止とした南相馬市。
東京電力原子力発電所より30km圏外とされ
区域指定のない鹿島区も例外ではありませんでした。
そのような状況の中で、初夏の5月下旬
放射性物質による影響の度合いを確認するために
試験的に、ご自分の田んぼに田植えを行った小野田さん。
【相双ゆたどさ】:南相馬市鹿島区で明日の農業に希望を託す田植え(2011.5.23:掲載)
小野田さんの田んぼの稲も
稲刈りが間近く育っています。
影響調査の田んぼは3m x 10mに植えたコシヒカリと
一段下に同じ面積のヒトメボレ
実をつけつつある稲穂を手に
「稲刈りは10月アダマか中旬頃っがなぁ~
検出されねがっだら、皆ンなしで…」
稲の生育と放射性物質による影響について
時折、言葉にならない悔しさを滲ませながら
丁寧に説明を続ける小野田さん。
農家民宿「もっけの幸」もなさっている小野田さんは
苺をハウスで栽培し首都圏などご自身で開拓されたお得意へ出荷していました。
今年はハウスの中も畝を切ったきり
これからの希望だと、ひと株の苗だけが残されていました。
小野田さんの敷地には
今年摘まれることのない
ブルーベリーや柚子がたくさんの恵みをもたらし
庭先には大きなほおずきも生っていました。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
◆ログハウスの宿
なちゅらる ふぁ~む もっけの幸(さいわい)
小野田 等
住所:福島県南相馬市鹿島区北屋形字田野入2
[地図はこちらから]
TEL/FAX:0244-46-5392
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
コメント & トラックバック
□■□■□■□■□■□■□ お返事 □■□■□■□■□■□■□
半杭正幸 さん
農水省は、「ひまわりに除染効果なし」と
最上段から否定しました。
相双の農業に携わる皆さんの
ほんの少しの希望でもと
明日を託しての試行錯誤です。
どれだけ吸い上げたのか心配ですね。計測は脱穀時、玄米時及び白米にした時に分けて計る必要が有ります。農研機構でのシンポジウムでは、白米にした時の「ヌカ」に多く含まれるそうです。どうやら「胚」の部分に貯めるらしい。いずれにしても風評被害が有りますので、売れる米には成らないでしょうか。水素爆発時はハウスの屋根には落ちませんから、ハウス物はOKかと思われます。唯、これとて風評被害をどの様に克服するかが問題ですね。田畑の徐染方法の技術確立までには、未だ時間が掛かるようです。田畑には、砂糖キビ、油を採る為の作物(菜種、向日葵等)とか、繊維作物(ケナフ、カラムシ等)が有望らしい。未だ結論は出てませんが
キノア、アマランサス等も良いようです。いずれにしても、燃やす過程でセシウムを除去するのですが、その技術確立は未だのようです。阿武隈山脈を、全て掘り返す等は出来ませんね。土壌の徐染は、その土壌の質によっても大きく変わるそうです。又、作物のタイプ(品種、草地、工芸作物)を変えると1/10程度まで低減できる事が有ると言う。