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【日本国際協力センター東北支所】の主催による
『キズナ強化プロジェクト・被災地復興現地視察』が
1月25日に相馬市で行われました。
(詳しくはキズナ強化プロジェクトをご覧ください。)
南アジア8ヶ国の、
日本語を学んでいる学生、
日本に興味がある方総勢72名の方が、
相馬市観光協会の協力を得て
大型バス2台で訪れました。
視察先の【和田観光苺組合】にて、(詳しくは和田観光苺組合をご覧ください。)
東日本大震災による、津波の様子から被害状況の説明をしていただき、
原発事故の影響による風評被害を、払拭するための取り組みなどを聞いて、
理解を深めていただき、津波被災後、水耕高設栽培されたいちご狩り体験をし、
食の安全と安心を体験していただきました。
高設栽培は土に触れないため衛生的で、歩きながら楽々といちご狩りを楽しめます。
ネパールでもいちごの販売はあるそうですが、いちご狩り体験をしたのは初めてで、
「とても美味しくて、あま~い」とのことでした。
インドではいちごはとても珍しい果物だそうです。
「いちごは、おいしい」(笑)
道の駅そうま体験実習館にて、相馬市の被災・復興状況の説明を、【相馬市観光協会】の方から
(詳しくは相馬市観光協会をご覧ください。)
震災当日の様子や津波の動画、震災直後から現在までの支援状況をPowerPointで紹介していただきました。
津波の動画をご覧になって、涙ぐんでおられる方も多数見受けられました。
続いて、相馬野馬追騎馬武者記念写真撮影をして、道の駅そうまを後にしました。
【相馬双葉漁業協同組合】では震災時、実際に働いていた方から、震災当時の実体験のお話しや
津波被災の説明を聞いて、実際に津波被災現場を視察し、
被害状況や大きさ等、さらに復興状況を見ていただきました。
津波から実際に逃げる実体験の中で、押し寄せた海水に浸かりながら命からがら屋上に逃げた
体験談なども聞かせていただき、津波の猛威を改めて知らさせていただきました。
最後の【相馬共同火力発電株式会社】では、震災当日は1000人以上の方全員が無事避難。
翌朝救助の自衛隊が来るまで待ち続けたとのことでした。
(詳しくは相馬共同火力発電株式会社をご覧ください。)
津波により発電設備が甚大な被害を受け、復旧再開までの道のりについて、お話していただきました。
その中でも、復旧作業に1日に最大で3800人以上、延べ人数55万人以上投入したが、9カ月を要し、
さらに被害総額33億円以上との事で、被害の甚大さをひしひしと伝えていただきました。
参加された皆さんからは熱心な質疑応答が繰り返され、
大震災・復興経験を国際社会と共有することにより、
被災地と各国との交流を通じて、絆が強まりました。